ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

キリン、20年末までに全紙容器包装をFSC認証紙へ

2017年2月28日 (火)

荷主キリンホールディングスは2月27日、2020年末までに酒類、清涼飲料などの国内総合飲料会社で紙製の容器包装に使用するすべての紙をFSC認証紙へ切り替えることを目指すと発表した。

切り替え対象はキリンビール、キリンビバレッジ、メルシャン、キリン・トロピカーナの4社で、限定商品、少量品種、特殊な形状、輸入品などは対象から除外する。

同社は2013年に「持続可能な生物資源調達ガイドライン」と国内の紅茶、紙・印刷物、パーム油の調達に関する行動計画を策定しており、今回の取り組みは紙・印刷物の調達に関する行動計画で、新たにFSC認証紙の使用拡大を宣言する改定を行い、実行するものとなる。

事務用紙などほかの紙でもFSC認証を受けた紙や古紙の使用比率を高める。行動計画で紙・印刷物以外に定めている紅茶とパーム油については、従来計画に沿って取り組みを継続する。