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パナ、ベトナム工場増築し配線器具生産能力2倍に

2017年2月28日 (火)
パナ、ベトナム工場増築し配線器具生産能力2倍に
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荷主パナソニックは2月28日、ベトナム工場を増築して2020年度に配線器具とブレーカーの生産能力を2倍に拡大すると発表した。

25日に同国ビンズオン省でパナソニックエコソリューションズベトナムの配線器具・ブレーカー工場増築に向けた地鎮祭を行った。増築する工場は、同国で配線器具・ブレーカー需要が急速に増加していることを受けたもので、既存工場に隣接する土地に建設する。

パナソニックのベトナム工場はタイ、インドネシアに続く新たな東南アジアの配線器具・ブレーカー製造拠点として14年11月に本格的な生産を開始。新工場はこの拠点に隣接する3000平方メートルの土地に増築する。

既存工場が製造する配線器具は年産5300万台、ブレーカーは同1300万台となっているが、増築後は20年度に2倍の生産能力へと拡大する計画。また、現在の工場敷地に隣接する1万8000平方メートルの土地を新たに購入し、将来的な需要拡大に対応する工場の増築も検討する。

同社はベトナム工場で生産する配線器具・ブレーカーを同国内だけでなく、東南アジア諸国へ供給する方針。

■増築する工場の概要
生産品目:配線器具、ブレーカー
投資金額:10億円
生産能力:既存工場を含め、現状の2倍の生産能力(2020年度までに達成の予定)
土地面積:3000平方メートル
建物延床面積:6000平方メートル
所在地:ベトナムビンズオン省VSIP II-Annex工業団地
着工:2017年2月25日
竣工:2017年10月31日