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タカセ、今期最終赤字予想4億円へ下方修正

2017年3月27日 (月)

財務・人事2月に発表した第3四半期決算で営業赤字を計上し、赤字脱却に向けて希望退職者の募集を含む「構造改革」を打ち出している物流会社「タカセ」は27日、44人が退職を希望したと発表した。

同社は国内グループ会社を含め、社員と嘱託者40人程度の希望退職者を2月28日から3月9日まで募集していた。この結果、44人が3月31日と4月30日付の退職を希望。特別退職金4000万円を特別損失として計上する見通しとなった。

また、構造改革に伴い東京営業所の倉庫賃貸契約を解消。これによって生じる費用の支払いなどに1億3500万円の特別損失が発生する見込みとなったことから、特別退職金と併せて今3月期の最終損失がこれまでの予想より2億4000万円膨らみ、4億円の最終赤字へと業績予想を下方修正した。