タカラトミー、収益構造改善へ希望退職者募集

産業・一般タカラトミーは7日、収益構造の改善を図るため、同社とタカラトミーマーケティング、タカラトミーロジスティクスなど子会社4社を対象に、希望退職者を募集すると発表した。

国内玩具市場の低迷を背景に、同社の9月中間期の連結業績が大幅な減収減益、純損益も赤字に転落したことから、抜本的な経営構造の改革が不可欠と判断したもの。

同社は近年、製造原価のコストダウン、販売費や一般管理費の削減、グループ会社の再編などの施策に取り組んできたが、物流合理化などの構造改革については「遅滞なく進める」としている。

希望退職者の募集は2月12日から3月1日まで行い、退職希望者には優遇措置として、通常の会社都合退職金に特別加算金を上乗せ支給するほか、再就職支援会社を通じた再就職支援を行う。