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日本郵船、小西氏が同社初の女性船長に

2017年4月3日 (月)

ロジスティクス日本郵船は3日、女性海技者(航海士)の小西智子氏を1日付で船長に登用したと発表した。同社設立以来132年で初めての女性船長。

同社は2004年にほかの外航船社に先駆けて小西氏を初の女性海技者として採用。小西氏は同年、鳥羽商船高等専門学校を卒業し、同社入社後、女性海技者の先駆者として、コンテナ船、自動車専用船、LNG船などで乗船経験を積み、陸上勤務でも海上で培った海技力を活かし、幅広いフィールドで活躍してきた。04年以降、同社の女性海技者は年々増加し、現在14人が勤務している。

■日本郵船の日本人船員の歴史
・1885年日本郵船会社創業
・1896年ボンベイ航路「廣島丸」で初めての日本人船長(島津五三郎氏)が誕生
・1920年全ての高級船員(1400人、船長、機関長、通信長、事務長など)を日本人で占める
・2004年業界他社に先駆けて女性海技者を採用
・2006年自社養成の開始(一般大学卒業生の海技者としての採用)
・2017年日本郵船会社設立以来132年目で初めての女性船長の誕生