産業・一般フリート管理プラットフォームを手がけるモーティブ(米国)は18日、AI(人工知能)を活用した車両・設備保全システム「Motive Maintenance」の提供を米国とカナダで開始した。故障コードや点検結果、整備履歴、修理費用などを一元管理し、故障の兆候を早期に把握して突発的な車両停止や修理コストの削減につなげる。
新システムは、走行中に検知した故障コードをAIが解析し、内容や重要度、推奨対応を分かりやすく表示する。ドライバーの点検で見つかった不具合や整備時期の通知は自動でデジタル作業指示書に変換でき、修理の抜け漏れを防ぐ。請求書についてもAIで読み取り、部品代や作業費などを整備記録へ反映する。
燃料費と修理・整備費を車両単位で集約し、総保有コスト(TCO)を把握できるほか、保証期間の管理や複数拠点の部品在庫、車両更新時期の分析にも対応する。
モーティブによると、フリート担当者を対象とした調査では80%が整備・修理費の上昇を最大の運用課題に挙げた一方、管理システム間でデータが十分に連携しているとの回答は13%にとどまった。車両整備を故障後の対応から予防型へ移行し、車両の稼働率向上や保守コストの抑制につなげる。
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