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日本チェーンストア協会調べ

16年度チェーンストア販売額1.3%減、食料品除き低調

2017年4月25日 (火)

調査・データ日本チェーンストア協会が24日発表した、2016年度と3月のチェーンストア販売概況によると、16年度の会員企業数56社・店舗数9376店の総販売額は12兆9717億円余(前年同期比1.3%減、店舗調整後)となった。

内訳は食料品8兆4812億円(前年並み)、衣料品1兆910億円(6.3%減)、住関品2兆5985億円(2.9%減)、サービス345億円(12.1%減)、その他7667億円(1.6%減)。

16年度は、天候の影響もあり農産品が相場高となり食料品全体をカバーしたが、夏場に苦戦。衣料品、住関品は、比較的堅調に推移したが天候要因により季節商品が苦戦したこともあり、2年ぶりにマイナスとなった。

食料品は、相場高の影響もあり農産品を中心に堅調に推移したものの、水産品は年間を通じて苦戦した。また、近年、生活者の健康志向への意識が強くなりつつあることもあり、高カカオチョコレートや納豆などの商品が好調だった。

一方3月は、会員企業数57社・店舗数9464店の総販売額が1兆520億円(前年同月比1.8%減、店舗調整後)となった。内訳は食料品6850億円(1.4%減)、衣料品937億円(1.1%減)、住関品2049億円(4.3%減)、サービス28億円(7.5%減)、その他654億円(1.6%増)。