日韓運輸ハイレベル協議、環境対策などで意見交換

行政・団体国土交通省は12日、青森市で8日開催した次官級による政策対話「第7回日韓運輸ハイレベル協議」の結果を公表した。

協議は、日本側が北村隆志国土交通審議官ら、韓国側がキム・ハニョン国土海洋部交通政策室長らが参加し、交通分野の環境対策、交通弱者の交通安全などをテーマに意見を交換した。

交通弱者の交通安全、福祉政策では、日本側が交通バリアフリーの推進施策やホームドアの設置など、韓国側がデジタル運行記録計の活用などの交通安全対策について説明を行い、課題への対応について情報共有と意見交換を行った。

また、国家交通データベースの信頼性向上に向けて、両国の交通統計や輸送モードの動向、統計収集の方法論などについて両国が説明を行い、活発な意見交換を行った。次回会合は韓国で開催することで一致した。