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M&Aゼロは18日、大型整備事業と新車納車前整備事業の一部を、完全子会社のゼロ・プラス・メンテナンス（ZPM、栃木県真岡市）に承継させる会社分割を実施すると発表した。簡易吸収分割の方式で行い、効力発生日は2026年7月1日を予定する。
グループ全体の経営効率化や事業ポートフォリオの最適化、経営責任の明確化を目的としたもの。大型整備事業をZPMに集約することで、整備業務の一元化と運営効率の向上を図る。あわせて、新車納車前整備事業についても一部業務を移管し、体制強化と顧客サービスの向上につなげる。
分割対象となる事業の売上高は25年6月期で40億2600万円。承継される資産は5億7200万円で、負債の引き継ぎはない。
ゼロは完成車輸送を主軸に、整備や中古車オークション運営など周辺事業を展開してきた。整備機能を専門子会社に集約することで、物流と整備の役割分担を明確にし、グループ全体の競争力を高める狙いがあるとしている。
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