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GLP決算、中国で物件稼働率低下も過去最高純益

2017年5月22日 (月)

財務・人事グローバル・ロジスティック・プロパティーズ(GLP)は22日、2017年度決算を発表した。純利益(PATMI)は過去最高の7億9400万米ドル(886億1834万円)を計上した。

17年度はグループ全体で16年度比35%増の1330万平方メートルの新規・契約更改の賃貸借契約を結び、営業純利益(NOI)は6.3%増加、契約更改時の賃料は8.9%上昇した。顧客の契約継続率は平均で73%。17年3月末時点の平均物件稼働率は、中国で稼働率が低下した影響で第3四半期より1ポイント低い91%となった。

また、同社に対して16年後半に行われた買収提案については、関係者との協議と同社に対するデュー・デリジェンスが進行していると説明しながらも、「まだいずれの関係者とも取引を開始していない」として、最終的な取引相手には言及しなかった。