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ドローンのスタートアップに特化したファンド設立

2017年5月30日 (火)
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ロジスティクスDrone Fund(ドローンファンド、東京都港区)は30日、日本初のドローン・スタートアップに特化した専門ファンドを設立したと発表した。

ドローンファンドは、主に日本の技術力や独自アイディアを持つドローン・スタートアップ企業の設立直後から積極的な投資を行い、専門家チームによって創業期の立ち上げをサポートする。すでにスタートアップ企業11社との連携を決めている。

責任者は、ドローンの140時間以上の飛行経験や20台以上のドローン保有などが評価され国土交通省全国包括飛行許可(ドローンパイロット)を取得した千葉功太郎氏で、これらの経験を同ファンドで中心的に活かす。

またテクノロジースタートアップの創出・支援を行うリバネス(東京都新宿区)と提携。リバネスは保有する町工場・研究者とのネットワークを活用し、同ファンドの投資先グループの試作・量産開発・研究者との連携を支援する。

加えて、ドローン事業に特化した特許共同出願専門会社「Drone IP Lab」(ドローンアイピーラボ)を投資する。ドローン投資先が自社で出願しきれない発案を共同で特許検討し、ドローンアイピーラボの費用で共同出願し、ドローンに関係するさまざまな関連特許を保有して、投資先グループ全体で利活用していく。

将来的に、「チームジャパンドローン」として、ハードウェアからソフトウェアに至るまで全方位の投資先連携をするだけでなく、大企業とのオープンイノベーションも促進させ、日本から世界で戦えるドローン企業を育成する、としている。