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TLロジコム、土浦支店改善チームが事例発表

2012年3月23日 (金)

認証・表彰SBSグループのティーエルロジコム23日、同社土浦支店の改善チームが日本ロジスティクスシステム協会(JILS)中部支部などが主催した「物流改善フォーラム2012」(3月15日、名古屋国際会議場)で、改善事例の発表を行ったと発表した。

 

物流改善フォーラム2012は、物流改善活動の活性化を目的に、各地で開催されたJILS主催の大会から選抜されたチームが事例を発表するもので、ティーエルロジコムは昨年物流合理化努力賞を受賞した「納品台車管理システムの構築による事務所作業時間の短縮」を発表。また、パネルディスカッションのパネラーを務めた。

 

同社チームは、スーパーのカスミドライ品物流センターで配送車両に積み込む納品台車の間違い、事務所のデータ入力作業負担を改善した事例を発表。高額な費用がかかる情報システムではなく、2万9800円のレジスターを使って問題解決したというユニークな内容と、分かりやすいスライド・説明により、注目度の高い発表となった。

 

パネルディスカッションでは、同社チームに「レジスターを使う発想はどこから生まれたのか」「他部門を巻き込むために日頃からどんな努力をしているのか」「このレジスターは他業務にも使えそうだが、展開は考えていないのか」などの質問が寄せられた。

 

これに対し、同社の改善チームは「費用をかけずに解決するため、タイムレコーダーや複写伝票など身近なモノが使えないか聞き回り、レジスターに辿り着いた。アイデアは周りに落ちていて、それを拾えるかどうか」など、エピソードを交えて改善の要点や考え方を披露した。