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SBSロジコム、納品ドライバー作業短縮支援で事例発表

2015年5月20日 (水)

調査・データSBSロジコム、納品ドライバー作業短縮支援で事例発表SBSロジコムは20日、日本ロジスティクスシステム協会(JILS)が4月に開催した全日本物流改善事例大会で、「物流センターの印象改善」をテーマに取り組みの内容や成果のプレゼンテーションを行い、物流業務部門の優秀事例に選抜されたと発表した。

同大会は、全国から応募があった改善事例のうち優秀な30事例のプレゼンテーションを行うことで、物流改善活動の裾野を広げていく狙いでJILSが実施しているもので、29回目となる今回は初めて4月21日と5月19日の2日間にわたって開催された。

物流、荷主企業などから200人超が参加した4月21日は、14社が15事例を発表した。

SBSロジコムは、同社が受託運営しているカスミ中央流通センター(茨城県かすみがうら市)を舞台に、納品に訪れるドライバーの応対をドライ研修担当の女性チームが改善した「私たちにできること 顧客感動への取り組み」を紹介した。

今回の取り組みでは、「納品作業を短時間で済ませたい、聞きたいことがあるのに事務所に誰もいないことが多い、作業動線を短くしてほしい」という納品ドライバーからの要望を改善するため、(1)事務所レイアウト変更(2)事務所の留守対策(3)管理板の活用による事務作業、従業員、顧客の見える化――に取り組んだ。

結果として、納品に訪れたドライバーの作業時間を改善前の平均40分から20%短縮することに成功。主催側から「ドライバーを『お客様』としてセンター運営を見直す切り口が新鮮で、重要な取り組み」との評価を得た。