凸版印刷、書籍ギフトカタログで郵便と連携

ロジスティクス凸版印刷は、日本郵便と連携して全国の郵便局で申し込める「本のギフト・カタログ」サービスの提供を16日から本格的に開始する。

第一弾として、夏休みの子供向けギフトとして学研プラス、学研ステイフル、講談社、フレーベル館、今人舎、くもん出版、ポプラ社の6社が持つ児童向け書籍や絵本、図鑑、漫画など12商品をセレクションしたギフト・カタログを企画。全国の郵便局で購入ができるギフトとして、16日から配布を開始する。

「本のギフト・カタログ」サービスは、凸版印刷が持つ複数出版社へのコネクションと通販の支援サービスなどで培った商品企画のノウハウを活かし、郵便局で申し込み可能なギフト・カタログを企画するもの。

具体的には、凸版印刷が出版社とのネットワークを活かし商品選定など企画を担当、日本郵便が郵便局にカタログを配置し、郵便局物販サービスが販売を受け持つ。インターネットが苦手なシニア層が身近な郵便局で手軽に申し込めるギフトサービスとして展開する。

今後は季節に合わせたギフト・カタログの企画・制作を行うなどして事業拡大を図るとともに、郵便局の利用が多い主婦や年配層をターゲットに、出版社と連携することで趣味や健康に関する書籍販売につなげ、書籍以外も含めた出版領域での総合カタログ゛販売事業の展開を目指すとしている。