ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

凸版印刷、企業向けカタログ閲覧システムの機能拡張

2014年3月28日 (金)

EC凸版印刷は28日、同社が運営する企業向け(BtoB)カタログ閲覧システム「iCata」(アイカタ)の機能を拡張し、同日からAppStoreとGooglePlayでアップデート版の提供を開始すると発表した。

iCataは2010年11月に提供を開始した国内最大級のBtoBカタログ閲覧システムで、閲覧アプリをスマートフォンやタブレット端末にダウンロードすることで、住宅設備・建材や文具業界を中心とした350社、4500冊、45万ページ(2月末時点)のカタログを無料で利用できる。

住宅設備業界では定番サービスとして営業担当者や建築設計士・施工業者に活用され、多くの業界でカタログ利用者が活用。掲載企業数は前年に比べて20%増えている。

今回の機能拡張では、iCataアカウントによる複数端末間でのデータ同期に対応し、ユーザーの使い勝手を大幅に向上。カタログ棚機能を強化してカタログのダウンロードによるオフライン時の利便性向上や、カタログにタグをつけることを可能にして分類や検索性を高め、新着情報や最近見たページの履歴表示機能なども追加した。

カタログ配信企業向けの利用料は初期費用が30万円から、年間利用費が15万円からとなっており、ユーザーのアプリ利用は無償提供。iPad、iPhone、Android、KindleFire、Windows8——に対応している。

同社では、掲載企業と掲載カタログを拡充するとともに、閲覧アプリのバージョンアップを継続し、2015年度に関連受注を含めて15億円の売上を目指す。