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アルフレッサ、愛知県に新物流センター竣工、2拠点集約

2012年3月26日 (月)

ロジスティクスアルフレッサホールディングスは26日、子会社のアルフレッサ(東京都千代田区)が愛知物流センター(愛知県一宮市)を竣工したと発表した。5月21日から稼動を開始する。新物流センターの竣工に合わせて一宮事業所をセンター内に移転、併設し、6月25日から営業を開始する。

 

これにより、現在稼動している小牧物流センターと岐阜物流センターを集約するなど、東海圏の物流体制整備による物流業務の効率化につなげるとともに、取扱品目の拡充と物流機能の高度化を図る。

 

新センターは、庫内管理システム(WMS)の高機能化により、精度の高いトレーサビリティ、ロット管理(商品有効期限順出荷、鮮度管理)を導入。二重のバーコード検品を採用することで、出荷精度の向上を図るとともに、仕分け機能の強化で得意先ごとの仕分けを可能にし、効率的でタイムリーな配送を実現する。

 

また、集約ピッキングや自動倉庫を導入することで、物流量の増加時にも対応できる省力化を進め、静粛性に優れたリニアモーター駆動によるピースソーターによる省エネ化に取り組む。設備投資額は土地、建物、物流機器など総額69億円で、愛知県、三重県、静岡県、岐阜県、滋賀県・長野県の一部をカバーする。出荷能力は月間500億円。

 

■施設の概要
名称:愛知物流センター
所在地:愛知県一宮市小信中島川東3
敷地面積:3万5159.1平方メートル(9728坪)
建築面積:1万1762.2平方メートル(3564坪)
延床面積:3万2892.9平方メートル(9968坪)
構造:鉄骨造3階建
保管品目:3万品目