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郵船のコンテナ船が米イージス艦と衝突、7人死亡

2017年6月18日 (日)

事件・事故日本郵船は18日、静岡県下田沖を航行していた同社運航のコンテナ船「ACXクリスタル」が米海軍所属のイージス艦「フィッツジェラルド」と衝突し、管内で行方不明となっていた乗組員が遺体となって発見されたと発表した。

▲ACX Crystal(日本郵船提供)

ACXクリスタルは1080個のコンテナを積載し、名古屋港から東京港に向けて航行中だった。乗り組んでいたフィリピン人船員20人の命には異常なく、油濁も発生していないが、フィッツジェラルドでは行方不明となっていた7人の遺体が発見された。

同社は事故対策本部を立ち上げ、船主の大日インベストと連携しながら海上保安庁による捜査に協力している。

ACXクリスタルは17日17時に東京港大井6号岸壁へ着桟。東京港・大井ターミナルで18日8時30分(日本時間)から荷役を開始しており、同日18時頃終了。19日早朝に横浜港・南本牧ターミナルに入港し、同日8時(日本時間)から荷役を開始することになっている。

■「ACX CRYSTAL」の概要
船名:ACX CRYSTAL
総トン数:2万9093トン
全長:222.60メートル
船籍:フィリピン
建造年:2008年
船長:Ronald Advincula(ロナルド・アドビンクラ)
乗組員:20人(フィリピン人)
積荷:一般貨物
運航会社:日本郵船
船主名:大日インベスト