調査・データ国土交通省は29日、1-3月期を対象とした四半期の不動産価格指数を公表した。2010年平均を100とする全国の商業用不動産総合指数は118.7で、前年同期の指数と比べて2.7%上昇、12年10-12月分から18期連続でプラスとなった。
倉庫に限定した指数は114.3だったが、前年同期からの伸びは7.1%と商業用不動産全体の価格指数の伸びを大幅に上回った。
倉庫の不動産価格指数を地域別でみると、三大都市圏が114.0で5.2%の上昇となったのに対し、それ以外の地域は指数が113.5、伸び率が13.1%と1年で1割以上の上昇幅を記録。三大都市圏以外の地域で物流拠点需要が高まっていることを示した。