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物流分野で「統合の相乗効果」アピール

昭和シェル・出光、統合に先行しローリーに協働マーク

2017年7月26日 (水)

▲左から昭和シェル石油安藤流通業務部長、亀岡社長、出光興産月岡社長、谷田執行役員物流部長

話題昭和シェル石油と出光興産は26日、統合に伴う相乗効果を物流分野で先行して出していくため、両社が形成する「ブライターエナジーアライアンス」の枠組みで取り組む協働事業として、アライアンスのステッカーを貼り付けたタンクローリーの運行を開始した。

「統合シナジー効果先取り項目の物流分野におけるもの」と説明するこの取り組みは、配送効率化として今秋から開始する出荷基地の相互利用に先駆けてスタートさせる。すでに両社の協働事業は原油調達、供給、調達、社会貢献活動などはじまっているが、物流分野での活動は今回が初めて。

運行開始に際し、26日には両社の社長など関係者が出光興産の東京油槽所に集い、アライアンスローリーの出発を祝った。両社長のコメントは次の通り。

■出光興産・月岡社長
「5月9日に開始したブライターエナジーアライアンスは順調に進捗している。当アライアンスのステッカーを貼った両社のローリーが、日本のエネルギーセキュリティ、環境負荷低減に貢献していく姿を、より多くの方に知ってほしいと思っている」

■昭和シェル石油・亀岡社長
「今後、さまざまな分野で協働事業の具現化が進んでいく。今回を皮切りに、顧客や販売店・特約店をはじめとする多くのステークホルダーにアライアンスの進捗を感じてもらえるよう両社一丸となって活動を推進していく」