ロジスティクス郵船ロジスティクスは1日、冷蔵管理が必要な食品を対象としたシンガポール向け海上リーファー混載サービスを8月11日から開始すると発表した。
日本の農林水産物・食品輸出額の7割以上をアジア向けが占め、今後も拡大が見込めることから新サービスを開始する。
これまでシンガポールに温度管理が必要な食品を輸出する際、航空輸送かFCLによる海上輸送とするのが一般的で、小口輸送の場合は割高になっていた。新たに展開するリーファー混載サービスでは、コスト抑制と同社ネットワークを使って配達まで一貫輸送し、安定した定期スケジュールで輸送することが可能になる。
同社は昨年6月から名古屋発台湾・基隆向け海上リーファー混載サービスを開始するなど、小口輸送の需要増に合わせてサービスを拡充している。
■新サービスの概要
品目:日本酒・加工食品・青果物など
設定温度:摂氏5度
スケジュール:隔週
開始本船:WANHAI501v119W(ETDYokohama:8/11)