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monooQ、トランクルームのシェアリングサービス開始

2017年8月8日 (火)
空白

ロジスティクス荷物を預けたい人と荷物を預かってくれる人とをつなぐ個人間のクロークのシェアリングエコノミーサービス「monooQ」(モノーク)を運営するLibtown(リブタウン、東京都港区)は8日、個人間取引で長期にモノを保管するトランクルームのシェアリングサービスをベータ版として提供開始すると発表した。

monooQは個人の使っていない部屋や、使っていない倉庫、余ったクロークなどをトランクルームとしてそこにモノを預けることができるサービスで、利用料金は1畳につき月額5000円で、荷物の量、サイズ、付加サービスの利用の有無によってホストが金額を設定する仕組み。

余ったスペースを活用することから「従来より格段に安く」荷物を預けることができるほか、従来のトランクルームでは「高い」「遠い」「手続きが不透明」「日数で区切れない」といったハードルを解決するという。

まずは東京都港区で、既存のトランクルームの部屋数の10%程度に相当する215か所まで拡大するとともに、社会的な課題となっている「空き家問題」にも物件オーナーの協力を得て自社サービスの活用を提案する。

このサービスは、リブタウンを創業したの阿部祐一氏が「トランクルームは値段が高く空いていない」という理由で家電の置き場所に困っている知人から数日間荷物を預かったことがきっかけだという。

宿泊場所のマッチングサービス「Airbnb」でホストをしていた際に出会った旅行者も荷物の預け場所に困っていたことを思い出し、荷物を預けたい人の需要に対し「荷物を預けられる場所は意外と少ない」との考えから、monooQの開発をスタート。2015年12月にサービスのβ版を開発し、その後6か月以上にわたる運用テストの結果、2017年3月の正式リリースに漕ぎ着けた。