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日通がミャンマーに新拠点、越境輸送の需要増に対応

2017年8月29日 (火)

ロジスティクス日本通運は29日、ミャンマー日本通運が9月1日にカイン州ミャワディ郡区で事務所を開設すると発表した。

ミャワディはタイ国境に接し、ベトナム、ラオス、タイ、ミャンマーを結ぶ東西経済回廊のルート上に位置。ミャンマー・タイ間のクロスボーダートラック輸送が増加する見通しとなるなか、両国間の国境貿易額の大半を占めるミャワディゲートの重要性が増していることから、拠点を開設することにした。

新拠点では、ミャンマー側の税関対応、現地通関関連情報の提供といったクロスボーダートラック輸送の国境通関サポート業務、積替え作業の手配、積替え作業監督、納期調整、貨物追跡管理、納期管理、国境通過貨物の動向調査などを行う。

自社で業務を行うことで、輸送スケジュールの管理や同国の通関制度に関するノウハウの蓄積などの効果を見込む。ミャワディ事務所の開設により、ミャンマー国内の日通拠点は3か所となる。