トヨタ、東南アで配車サービスのグラブと協業

話題トヨタ自動車は30日、トヨタファイナンシャルサービス、あいおいニッセイ同和損保とともに、東南アジアで配車サービスを展開するGrab（グラブ）との協業を開始した、と発表した。

グラブは東南アジアの幅広い地域で、個人間のライドシェア、タクシー配車サービス、ドライバー向けレンタカーサービスといったオンデマンド輸送サービスを展開し、7か国87都市でアプリのダウンロード数は5500万回超、登録ドライバー数も120万人超と急成長している。

トヨタは、グラブが保有するレンタカー車両100台に通信型ドライブレコーダー「Trans Log」（トランスログ）を搭載、車両データを収集・分析し、これらの車両情報を活用したサービスをフリートユーザーに提供する。

この協業により、グラブのレンタカー車両向けにテレマティクス保険、グラブのドライバー向け金融サービス、データ連動したトヨタディーラーの保守メンテナンス――といった「コネクティッドサービス」の提供を視野に入れている。