フードイオンは4日、中部の生鮮食品やデリカ製造加工・配送拠点「イオンフードサプライ中部センター」(愛知県一宮市)内に、惣菜製造に特化する「中部デリカセンター」を設け、5日から稼働を開始すると発表した。
中部デリカセンターは、弁当で人気の高いハンバーグを新鮮な挽きたて牛肉パティでつくるなど、生鮮加工センターに併設するロケーションを活かし、鮮度にこだわった独自商品を製造する。
また、200品目以上の製造基地を供給エリアに配置することで、地域に合わせたメニューや味付けを素早く商品化するほか、これまでほかのエリアの委託先工場で製造していた一部商品も新デリカセンターに集約、物流効率を高める。
新デリカセンターで製造する商品の第1弾として「天むす」や「11品目の炊き合わせ」などを9月6日から中部エリアの「イオン」「イオンスタイル」73店舗で販売する。
■中部デリカセンターの概要
所在地:愛知県一宮市明地字南茱之木25-1「イオンフードサプライ中部センター」内
敷地面積:3476平方メートル
供給店舗:愛知県、岐阜県、三重県、静岡県、長野県の「イオン」「イオンスタイル」73店舗
※段階的に、中部エリアを中心としたグループ会社への供給も行う。