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おうちコープ、キャンセル食品の寄贈活動川崎へ拡大

2017年9月4日 (月)

ロジスティクス生活協同組合ユーコープ(横浜市中区)は4日、宅配事業「おうちCO-OP」で配達直前にキャンセルが出た注文商品をフードバンクや「子ども食堂」の活動に寄贈する取り組みを川崎市の宅配センターに拡大したと発表した。これにより神奈川・静岡・山梨県内30の宅配センターのうち、こうした支援活動を行うのは10センターとなった。

▲キャンセル品を受け渡す様子(写真左)川崎中部センターの細田センター長(右)川崎市有馬・野川生涯学習支援施設アリーノ・山口館長

おうちコープは、組合員が前週に注文した商品を翌週の同曜日に配達しているが、配達直前に組合員が注文をキャンセルするケースもあり、その場合、商品は廃棄処分の対象となっていた。

今回、川崎市の宅配センターの取り組みで寄贈するキャンセル品は「中身に何も問題がなく、賞味期間が1か月以上残っている常温品」。

また川崎中部センター(川崎市宮前区)では9月1日、同区の川崎市有馬・野川生涯学習支援施設「アリーノ」が開催する「アリーノこども食堂」への寄贈を開始。今後は毎月第1・3金曜日に提供を継続する。アリーノは、川崎市の指定を受け指定管理者としてアクティオが運営・管理をしている。