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出光、南海トラフ巨大地震想定し総合防災訓練

2017年9月8日 (金)

環境・CSR出光興産は7日、南海トラフ巨大地震発生時の対応力強化のため、6日に総合防災訓練を実施したと発表した。

訓練では南海トラフ巨大地震を想定し、従業員の安否確認連絡の習熟、発災から対策本部設置までの初動訓練と確認、事業継続計画(BCP)の実効性確認を目的に実施。

参加者にはシナリオを事前に開示せずに、本番さながらの緊張感のなか、BCPに基づいて関係部署が協働して、石油製品、石油化学製品の安定供給の確保、復旧に向けた課題に取り組んだ。訓練で確認した各事業所との連携や課題を今後のBCPの改定に反映する。

同社は大地震などの災害が発生した場合でも、エネルギーの安定供給に努めて被災者の救援・被災地の早期復興に貢献するため、首都直下地震、南海トラフ巨大地震を想定したBCPを策定している。このBCPの実効性を高めるため、総合防災訓練を2007年から開始し、今回で11回目となる。