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20年までに事故死者数36%減、全ト協が安全プラン策定

2017年9月13日 (水)

ロジスティクス全日本トラック協会は13日、国土交通省が「2020年までにトラックによる交通事故死者200人以下」などの目標を盛り込んだ事業用自動車総合安全プラン2020を策定したことを受け、11日に開いた全ト協交通対策委員会で「トラック事業における総合安全プラン2020」を承認した。

国交省が事業用自動車総合安全プラン2020で示した新たな目標を達成するため、その重点施策に沿ってこれまでトラック業界として取り組んできた交通事故防止対策を進める。

16年実績では死者数270人、人身事故件数1万4600件、飲酒運転事故件数37件だったが、トラック総合安全プラン2020ではそれぞれ200人(16年比36%減)、1万2500人以下(14.4%減)、飲酒運転ゼロを目標とする。

また、死亡事故件数関連の新たな数値目標として、事業用トラックを第一当事者とする死亡事故件数を「車両台数1万台当たり1.5件以下」とし、都道府県(車籍別)の共有目標に掲げる。