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国交省が新たな「事業用自動車安全プラン」

トラック事故死者数、年間190人以下目標に

2021年3月31日 (水)

環境・CSR国土交通省は3月30日、2025年度までを計画期間とする新たな「事業用自動車総合安全プラン2025」を発表した。重傷者数や事故数について新たな削減目標を設定するとともに、事故などの防止対策を盛り込んだもの。

トラックについては、25年度までの新たな目標として、年間の死者数190人以下、重傷者数1280人以下、人身事故件数9100件以下、追突事故件数3350件以下を設定し、あわせて飲酒運転のゼロ化も目指す。同省によればトラック事故は年々減少傾向にあり、19年度は1万5606件。

そのほか、新たなプランでは25年度までの新たな全体目標として、24時間あたりの死者数225人以下、重傷者数2120人以下、人身事故件数1万6500件以下、飲酒運転ゼロを設定した。20年度までを期間とする前回のプランでは、死者数235人以下、人身事故件数2万3100件以下と、飲酒運転ゼロ化を目標としていた。