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KYB、ブレーキ不具合でミキサー車329台リコール

2017年9月19日 (火)

行政・団体KYBは19日、2004年7月6日から17年4月25日までに同社が架装した日野レンジャーのコンクリートミキサー車329台で、ドラムを操作するコントロールケーブルの配索が適切だったとして、国土交通省にリコールを届け出た。

キャブチルト時に固定クリップが変形してコントロールケーブルがブレーキ用のエアチューブに接触することがあり、そのままの状態で使用を続けると、走行振動により車両のエアチューブが損傷、最悪の場合はブレーキが1系統機能しなくなり、制動停止距離が伸びるおそれがあるという。

これまで、この不具合による事故は確認されていないが、3件の報告があった。同社は対象車両に対し、コントロールケーブルとエアチューブが接触しないよう配索を変更し、コントロールケーブルの固定クリップを対策品に交換。エアチューブに保護材を巻きつけ、エアチューブに接触痕がある場合には、エアチューブを補修するか新品に交換する。