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パイオニア、クラウド運行管理サービスの機能強化

2017年9月27日 (水)

サービス・商品パイオニアは27日、クラウド型運行管理サービス「ビークルアシスト」の機能アップ策を発表した。

同サービスのウェブAPIに2地点間の高精度な「予想到着時刻」「予想所要時間」「走行距離」情報を取得できる時間・距離APIの提供を開始するほか、対応端末として12月に通信ドライブレコーダー「TMX-DM02-VA」をラインアップに追加する。

(出所:パイオニア)

ビークルアシストのウェブAPIサービスと同社製業務用車載端末を使用することで、顧客やシステム開発会社は既存サービス上からビークルアシストの運行管理機能を利用し、専用システム・端末を開発することなく手軽に新しいサービスを構築・追加することができるが、新たに時間・距離APIで顧客が利用・提供している送迎、配送、巡回業務向けシステム、サービスでの配送車両の急な引取依頼対応や、巡回車両の次の訪問先選択などに活用できるようにする。

予想到着時刻、予想所要時間、走行距離は、同社が蓄積してきたプローブデーターとリアルタイムな交通状況を基に、時間・距離・料金まで考慮して最適なルートをサーバー上で瞬時に検索する同社の「スーパールート探索」で算出した精度の高い情報を使用する。

また、対応端末として追加する通信ドライブレコーダーにより、事故や危険運転時に自動で動画を録画・アップロード。ビークルアシストサービスの管理者はリアルタイムに車両の状況を把握するできるようになる。

また、地図データや、急ブレーキ多発地点の「ヒヤリハット地点」データを収録しており、地点に近づくと音声と画面表示でドライバーに警告する。

■「ビークルアシスト」専用サイト
http://pioneer.jp/biz/biz_carnavi/cloud/