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パイオニア、運行管理サービスに安全加点機能

2019年10月29日 (火)

▲運転評価のイメージ(出所:パイオニア)

サービス・商品パイオニアは29日、業務用車両向けのクラウド型運行管理サービス「ビークルアシスト」にドライバーの安全運転を正しく評価する加点機能と、管理者が特定の運転状況を簡単に抽出できる機能などを12月上旬に追加する、と発表した。

新たな運転評価は、危険挙動をマイナス評価するこれまでの減点方式に加え、安全運転をプラス評価する加点方式を採用。「ふんわりアクセル」や「早めアクセルオフ運転」といった安全運転をプラス評価する項目を追加することで、運転時間の長短に関わらず”良い運転”・”悪い運転”を総合的に評価できる。また、ドライバーごとに運転の癖や傾向を把握できるため、個別に的確な指導を行うことが可能となる。

運転状況の抽出機能では、最長連続運転時間や指定時間内・外の運転時間など特定の運転状況を簡単に抽出可能。これにより、各ドライバーの業務負荷や定時外稼働などを容易に把握できるため、適切な管理・指導が可能となる。

▲特定運転状況の抽出イメージ(出所:パイオニア)

そのほか、所属組織以外の車両とドライバーを紐づけて運行記録を管理できる機能を追加。既に実装されている機能のアップデートも行う。

「ビーグルアシスト」は、カーナビゲーションや通信ドライブレコーダーをはじめとする業務用車載端末を通信回線でサーバーと接続し、車両の動態管理、メッセージによる業務指示や運行コースの送信・進捗管理のほか、危険運転の把握や自動日報作成など高度な運行管理・支援を行うもので、2015年に提供を開始している。

▲(出所:パイオニア)