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大阪いちじくの香港向け輸出テストに新発想容器

2017年10月4日 (水)

サービス・商品大阪府による香港向け大阪産いちじくの輸出テストに、大石産業(北九州市八幡東区)の梱包資材「ゆりかーご」が採用された。

ゆりかーごは、同社がいちご向けの宙吊り包装容器として提供する資材で、伸縮性のある独自フィルムを用い、輸送中の振動を緩和するほか、スレ傷も防ぐ。

府では、収穫量が全国3位の大阪ぶどう(デラウェア)を試験的に販売するなど、地元農産品をアジアへ本格輸出する取り組みを立ち上げており、ぶどうに続き、全国4位の収穫量がある大阪いちじくについても輸出を見据えた取り組みに着手した。

いちじくは果肉が柔らかく、保存や運搬が難しいため、まずは国内市場で流通している「完熟に近い状態」で香港へ輸送するのに最適な方法や現地到着後の状態を確認するため、9月下旬に輸送実証を行った。

テストでは、輸送上の衝撃を吸収する機能性パッケージ「ゆりかーご」で梱包し、香港のバイヤーへ試験的に輸送、現地到着後の状態を確認した。