日通、中国向け海外引越の新商品発売

話題日本通運は30日、中国向け新海外引越サービス「CTP（チャイナ単身赴任プラン）」と「上海簡単便」の販売を今月から開始したと発表した。

CTPは、中国内陸都市向けのドア・デリバリー商品。これまで中国内陸都市向けは現地通関手続きが煩雑、輸送日数が長いといった問題があったが、新商品では通関条件が中国本土に比べて比較的緩やかな香港経由のルートを活用し、手続きの簡素化、輸送日数の短縮を可能にした。

仕向地は武漢、成都、重慶、西安の中国内陸四都市とし、今後、他都市に展開していく計画。発地から着地まで日本語でサポートし、通関手続きの代行、円建てパック料金など煩雑な業務をトータルで請け負う。

また、上海簡単便は、引越準備や現地到着後の荷物整理に負担を感じている単身赴任の顧客を対象に、梱包から請け負うフルパックサービスに、現地でもそのまま使える簡易収納ケース・資材をセットで提供する、新しいタイプの海外引越商品。同社は「海外引越事業で、これからも顧客のさらなる利便性向上のため、きめ細かなサービスを提供していく」としている。