ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

出前館、天丼チェーン7店舗へ宅配代行拡大

2017年10月13日 (金)

フード宅配ポータルサイト「出前館」を運営する夢の街創造委員会は13日、新たに天丼チェーン「天丼てんや」の7店舗で料理の宅配を代行する「シェアリングデリバリー」を開始すると発表した。

同社が提供するシェアリングデリバリーは、出前館に注文が入ると店舗と配達を行う「シェアデリ拠点」にも直ちに注文情報が配信され、店舗は指定時間に料理を仕上げる。その後、配達は新聞販売店ASAなどのシェアデリ拠点が所有するバイクや電動自転車と配達員で行う。

シェアリングデリバリーを行うエリアは、出前館の持つデリバリーのデータベースで配達エリアが設定されており、店舗は飲食ジャンルによって売上を予測することができるため、シェアデリ拠点で行う配達を効率化することができる。

店舗にとっては配達人員を採用しなくてもデリバリーサービスを提供できるようになり、出前館を利用する顧客は多様なジャンルのデリバリーを注文できるようになる。

天丼てんやのケースでは、販路開拓・売上増を目的に7月20日から立川南店でテストを開始。当初から好調なスタートを切ったことから、10月20日に恵比寿店や大宮東店など6店舗へ広げ、出前館からの受注を開始することになった。配達料は300円で、最低1500円以上の注文から配達する。

出前館では丼物の出前が前年同月比で55%も伸び、「出前総研」の調査でも「丼物は出前で頼む」傾向が強まっているという。

■10月20日から出前館からの受注を開始する「天丼てんや」の拠点
恵比寿店(東京都渋谷区)、中野店(中野区)、高円寺店(杉並区)、町田東店(町田市)、ボーノ相模大野店(神奈川県相模大野市)、大宮東店(さいたま市大宮区)