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4-9月の貿易統計、対中輸出過去最大に

2017年10月19日 (木)

調査・データ財務省が19日発表した2017年度上半期(4-9月期)と9月の貿易統計(速報値)は、上半期の輸出が38兆3738億円で前年同月に比べ12.8%増、輸入が36兆4549億円で15.3%増と、輸出入とも2ケタの伸びを示した。輸出入収支は1兆9190億円の輸出超過で、4期連続の黒字となった。

輸出は、自動車が(6.1%増)、自動車の部分品(13.4%増)、半導体など電子部品(13.6%増)主に増加。主要対国では中国が7兆2671億円(21.7%増)で過去最大となったほか、米国(10.6%増)、EU(10.5%増)、アジア(16%増)で増加した。

輸入は石炭が73.1%増、液化天然ガス36.1%増、原粗油17.9%増と前年を上回った。国別では米国が12.1%増となったのをはじめ、EU10.5%増、アジア12.4%増、中国7.8%増と軒並み増えた。

一方、9が月の輸出額は6兆8110億円で前年同月に比べ14.1%増、輸入が12%増となり、6702億円の輸出超過だった。