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東プレ、冷凍冷蔵車2885台リコール

2017年10月23日 (月)

行政・団体東プレは23日、冷蔵冷凍車の縦根太とシャーシフレームを固定しているUボルトの取付位置が不適切なものがあったとして、国土交通省にリコールを届け出た。最悪の場合、ボルトが破損し、走行の安定性が損なわれるおそれがあるという。

これまでに12件の不具合が確認された。2015年3月11日から17年6月20日までに取り付けられた2885台がリコール対象。

同社の説明によると、冷蔵冷凍車の縦根太とシャーシフレームを固定している「縦根太固定用Uボルト」の取付位置が不適切なため、悪路走行時に後軸の左側リーフスプリングを固定しているUボルトが干渉することがあり、そのままの状態で使用を続けるとボルトが破損し、リーフスプリングがずれ、走行の安定性が損なわれるケースがある。

同社は対象の全車を点検し、縦根太固定用Uボルト、リーフ固定用Uボルトが干渉しているものは新品に交換。縦根太固定用Uボルトを車軸後方に移設し、干渉していないものは、縦根太固定用Uボルトを車軸後方に移設する。