UDトラックス、「クオン」811台をリコール

行政・団体国土交通省は27日、UDトラックスが同社製トラック「クオン」811台を対象としたリコールを届け出たと発表した。

2011年7月5日から12年4月26日までに製造されたクオンの動力伝達装置（プロペラシャフト）で、スプラインシャフトの寸法が小さく、フランジとの間の遊びが大きいものがあり、フランジとスプラインシャフトを固定する締結用ボルトに過大な入力が生じる場合がある。

そのままの状態で使用を続けるとボルトが折れ、プロペラシャフトが脱落して走行不能となるおそれがあるという。

この不具合はこれまで2件確認されており、同社は対象となる全車両のプロペラシャフトを良品と交換対応する。