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カヤバ工業、長野県に新鋳物工場建設、生産力増強

2012年4月12日 (木)

拠点・施設カヤバ工業(KYB)は12日、長野県上田市に鋳物工場を新設し、中・大型油圧ショベル用油圧コントロールバルブの生産能力を増強すると発表した。

 

中・大型油圧ショベル用油圧コントロールバルブ鋳物は、内部形状が複雑なことから、特殊な技術を持つ鋳物会社が製造しており、同社では取引先や子会社のKYBキャダックから調達していた。

 

KYBキャダックの生産能力を増強し、顧客ニーズに対応できる生産体制を構築するもの。

 

新工場は、上田市の神の倉工業団地にある用地6万5600平方メートルに2万4500平方メートルの工場建屋を建設し、2013年2月に竣工する計画。

 

これにより、生産能力は現在の月産700トンから13年度に1200トン、14年度に1800トンと段階的に増強する。

 

投資額は総額38億円で、2段階に分けて19億円ずつ投入する。