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三菱ふそう、「数年内」に全車種で電動化モデル

2017年10月25日 (水)

▲E-FUSO「Vision ONE」(写真左)と「eCanter」(右)

空白

話題三菱ふそうトラック・バスは25日、東京モーターショーの会場で、電気商用車ブランドとして「E-FUSO」を設定するとともに、「数年以内」に全車種のトラックとバスに電動化モデルを開発する、と発表した。

東京モーターショーでは、航続距離350キロの電気大型トラックのコンセプトモデルとしてE-FUSO「VisionOne」を発表したほか、自動車メーカーとして初めて量産化を実現した電気小型トラック「eCanter」(eキャンター)を展示した。

eキャンターは、車両総重量7.5トン、航続距離100キロの初の量産モデルで、セブン-イレブンとヤマト運輸に導入し、米国ではUPSのほか、ニューヨークに拠点を置く4つの非営利団体に提供している。

新ブランドのE-FUSOでは、電動化プロセスの頂点に位置づける大型トラックの開発にとどまらず、ふそうのトラックとバスの全車種に電動パワートレインのオプションを追加していく。車両ごとの発表時期は「求められる技術力と実現の可能性を検討し決定する」としている。