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3月の百貨店売上高、3か月ぶりに増加

2012年4月16日 (月)

産業・一般日本百貨店協会が16日発表した全国百貨店売上高概況によると、3月の売上高総額は5273億円で、3か月ぶりのプラスとなる14.1%増(店舗数調整後)となった。

 

前年に東日本大震災の影響を受けた反動が主な要因だが、震災後しばらく店舗の被災や計画停電で臨時の営業体制を強いられた東北・関東地区が伸びをけん引する形で、全国ベースでも二桁増と前年実績を大幅に上回った。

 

また、最近の復興ムードや円高・株安の一服感による消費マインドの好転もあり、高級時計、宝飾品、輸入特選雑貨などの高額商材が21.2%増と好調に推移。

 

季節催事のホワイトデー商戦でも菓子が14.3%増と「絆消費」を背景に活況を呈した。家具を除くほぼ全アイテムで前年比プラスを記録した。