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井本商運、499総トン型コンテナ船「たちばな」」進水

2017年11月28日 (火)
空白

ロジスティクス井本商運(神戸市中央区)は28日、499総トン型コンテナ専用船「たちばな」の進水式を三浦造船所(大分県佐伯市)で行ったと発表した。

井本商運は、2004年からコスト削減を目指し大型化を進めてきたが、貨物や航路の特性を考慮した結果、今後も499総トン型船のニーズがあると判断し、3月に「ときわ」、4月に「たからづか」を就航させてきた。

たちばなは、2015年12月に座礁全損した「つるみ」の後継船として建造した。顧客の多様なニーズに対応するため、たからづか、ときわを上回る137TEU積みとし、冷凍コンテナを最大40本積載可能とした。また、火薬類、低引火性液体などの危険品コンテナを艙内・デッキ上に20フィートコンテナで30本搭載可能とするなど、最新設備を備えている。

来年1月末頃に引き渡しを受け、瀬戸内・九州航路に就航する。

■「たちばな概要」
全長・幅・深さ:81メートル×13.2メートル×6.60/3.77メートル
満載喫水:3.729メートル
試運転最大速力:13.6ノット
最大搭載人員:7人
起工日:2017年8月23日
進水日:2017年11月28日
完工日:2018年1月31日