ロジスティクス日本通運は18日、タイ現地法人のタイ日本通運倉庫が同国東部のチョンブリ県レムチャバン地区に大型多機能倉庫「レムチャバン・ロジスティクス・センター」(LLC)を竣工したと発表した。
新センターは13万6480平方メートルの敷地に、それぞれ3万平方メートルと2万平方メートルの大型倉庫を配置、中央に7500平方メートルの全天候型多機能作業エリアを設けたほか、コンテナ・ヤードや大小3つの事務所も備えた。また、敷地内に1万平方メートルの倉庫増設用地があり、需要に応じて倉庫拡張が可能となっている。
同倉庫は、タイ最大の貿易港・レムチャバン港まで約18キロメートルと近く、バンコク市内やバンコク(スワンナプーム)国際空港からも車で1時間前後に立地している。
また、昨年発生したタイ北部の大洪水の影響を受け、多くの企業が同地区を含むタイ東部への移転・第二工場などの建設を実施・検討する中、新センターのあるレムチャバン地区は洪水の影響を受けにくい工業地域として注目されている。
■レムチャバン・ロジスティクス・センター(LLC)の概要
敷地面積:13万6480平方メートル
倉庫面積:5万7500平方メートル(全天候型多機能作業施設7500平方メートル含む)