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イトーヨーカ堂、愛知県碧南市で循環型農業を開始

2012年4月18日 (水)

話題イトーヨーカ堂は18日、農業事業子会社「セブンファーム東海」を愛知県碧南市に設立し、当地で同社初となる「環境循環型農業」を開始すると発表した。

 

同社が取り組んでいる環境循環型農業は、イトーヨーカドー店舗から排出される食品残さ(生ごみ)を堆肥の資源として再利用し、同社が運営する専用農場に導入、そこで栽培-収穫された農産物を食品残さが排出された店舗などで販売するもの。

 

愛知県碧南市での展開は、千葉県富里市、茨城県筑西市、埼玉県深谷市、神奈川県横須賀市、北海道東上川郡に続き、全国6か所目となる。

 

セブンファーム東海は、同社の農業事業での中核会社「セブンファーム」(イトーヨーカ堂100%子会社)と、法人拠点となる愛知県碧南市の生産者、農産物の集荷や出荷、清算業務などを担当する「名古屋カネ井青果」の3者による共同出資で設立される農業事業会社。

 

生産者が所有する2ヘクタールの耕作地でにんじんや玉ねぎ、さつまいも、とうもろこしなどの露地野菜を中心に栽培し、収穫した農産物のほぼ全量を愛知県内のイトーヨーカドー全6店舗に出荷して販売する。