鴻池運輸、安治川倉庫でワイン定温配送サービス展開

話題鴻池運輸（大阪市中央区）は19日、安治川倉庫（大阪市港区）を拠点として行っているワイン定温配送サービスのサービス内容を公開した。

同社のワイン定温配送サービスは、（1）年中、ワインに最適な温度（15度）で届ける（2）輸入通関から保管・流通加工・配送まで一貫して提供する（3）東京・横浜から名古屋周辺、京阪神へ定温で翌日配達――ことなどをセールスポイントとしている。

ワイン配送は、温度管理が決め手となることから、温かすぎたり、冷たすぎたりするとワインの品質が劣化するため、配送時には温度管理ができる加温加湿機能付き専用車両で、通年15度をキープした状態で配送する。

ワイン保管倉庫として運用している安治川倉庫は大阪港にあり、定温倉庫（6600平方メートル）やドックシェルターを完備。さらに、ワインの通関から入出庫、保管、流通加工（ラベル貼りなど）・検品、配送までを一貫して行うことが可能となっている。

前日夕方に東京・横浜の指定場所からピックアップし、翌日中に名古屋周辺、京阪神の顧客が指定する港頭地区の保管倉庫に配送する。