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主要コンテナ航路、北米往航で8か月連続プラス

2017年12月19日 (火)

調査・データ日本海事センターが19日発表した主要定期航路のコンテナ貨物荷動き動向によると、貨物量は北米航路の往航、日中航路の復航、アジア域内航路が増加し、北米復航、欧州往航・復航、日中復航が減少した。

北米航路は、往航(10月)が142万1820TEUで前年同月に比べて1.8%増え、8か月連続のプラスとなった。11月の運賃(ニューヨーク-塩田間)は17.5%減となる1TEUあたり1790ドルで3か月連続のマイナスだった。

復航(8月)は52万4139TEUで10.8%減となり、2か月連続のマイナスとなった。11月の運賃(ニューヨーク-塩田間)は7.4%増加の1TEUあたり730ドルで5か月連続のプラス。

欧州航路(10月)は往航が89万9006TEUで5.1%減となり2か月連続のマイナスだった。11月の運賃(塩田-英フェリックストウ間)は11.1%減少の1TEUあたり1040ドルで3か月連続のマイナス。復航は65万4776TEUで2.4%減となり2か月連続のマイナスとなった。11月の運賃(塩田-英フェリックストウ間)は62.9%増となる1TEUあたり1000ドルで12か月連続のプラスだった。

日中航路(10月)は、往航が重量ベースで89万9006トン(5.1%減)で2か月連続のマイナス、金額ベースでは7491億円(26.1%増)で9か月連続の2ケタ増となった。11月の運賃(横浜-上海間)は2.6%減となる1TEUあたり380ドルで6か月連続のマイナス。

復航は重量ベースで172万4442トンで0.5%増、金額ベースでは14.4%増加の1兆537億円で6か月連続のプラスだった。11月の運賃は5.2%増の1TEUあたり610ドルで10か月連続のプラス。

アジア域内航路(10月、日中韓台香+ASEAN)は111万225TEUで13.2%増で7か月連続のプラス。11月のアジア域内コンテナ運賃指数は3.7%増の1TEUあたり788ドルで9か月連続のプラスだった。