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日機装、液化水素ステーションを米西海岸に建設

2025年8月18日 (月)

荷主日機装は13日、連結子会社のClean Energy & Industrial Gasesグループ(CE&IGグループ、米国)が、ガス会社WestAir(米国)と共同で、カリフォルニア州ロングビーチに液化水素ステーションを建設すると発表した。ボイルオフガス(蒸発水素)による損失をほぼゼロに抑える新設計を採用する。

今回のステーションは、H35ディスペンサーで燃料電池バスへの供給に対応するほか、水素運搬トレーラーへの充てん設備を備え、複数車両に同時供給できる。液化水素タンクは高度な断熱システムを導入し、予備ポンプや一時貯蔵タンクも設置。最大120キロ毎時の流量で50メガパスカル充てんが可能となる。将来的にはH70への拡張にも対応できる。

同施設はことしの第4四半期に試運転を開始し、2026年第1四半期までに本格稼働する。同社は、南カリフォルニアにおける水素供給拠点拡大を通じ、地域のゼロエミッション貨物輸送や水素インフラの発展を図る。

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