財務・人事倉庫管理システム(WMS)など物流管理システム開発を手がけるロジザードは15日、2028年を目標とした中期経営計画を公表した。売上高は25年6月期から43%増の31億1000万円、営業利益は31.8%増の5億3000万円を目指すとしている。
同社は主力の「ロジザードZERO」などクラウドサービスの売上が順調で、クラウドサービスの売上高と営業利益は23年6月期から25年6月期まで、3期連続で当初計画を上回っている。25年6月期の売上高は17億2300万円で、営業利益4億800万円だった。中期計画でも、企業向けクラウドサービスの拡大に取り組むとし、28年6月期では売上高31億1000万円を目標にした。
今後も物流2024年問題や旧来システムによる課題に直面している企業に積極的に売り込みを図り、顧客増加を図るとともに、「サプライチェーンにおいてなくてはならない存在」を目指して新規サービスを開発する。さらに生成AI(人工知能)によって簡単にアプリを作れる時代に対応したアプリケーションプラットフォームを構築。社内だけでなく外部ベンダーもロジザードのデータベースを活用したアプリを、プラットフォームを通じて提供できるようにする。
人材採用も引き続き積極的に進め、28年6月期にはエンジニア110人を含め177人(25年6月期比45人増)を採用する。特に開発・導入支援などハイタッチサービスの売り上げ拡大を図るため、組織や体制整備を行うとともに人材への投資を進める。AIを業務に活用し、それぞれの作業効率を高めるとした。
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