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加納運送を書類送検、荷積み中メット着用させず

2017年12月27日 (水)

事件・事故大阪労働局は26日、最大積載量6.6トンのトラックで荷積み作業中の労働者にヘルメットを着用させなかったとして、労働安全衛生法違反の疑いで羽曳野労働基準監督署が加納運送(和歌山市)と社長を大阪地検に書類送検した、と発表した。

加納運送の社長はことし9月20日、大阪狭山市にある荷主の荷役作業場で最大積載量6.6トンのトラックに荷積み作業を行わせる際、ヘルメットの着用をさせず、ドライバーが荷積み作業中にトラックの荷台から墜落し、一時、意識不明の重体に陥った。

労働安全衛生法では、最大積載量が5トン以上のトラックで荷物の積み下ろし、ロープ掛け・解き作業を行う際、墜落による危険を防止するため、従事する労働者に保護帽(ヘルメット)を着用させることが義務付けられている。