三菱商事都市、座間に1.8万m2の物流施設竣工

拠点・施設三菱商事都市開発（東京都千代田区）は15日、神奈川県座間市に鉄骨造4階建て、延床面積1万8200平方メートルの賃貸物流施設「MCUD座間」を竣工した。

新宿・渋谷・八王子・川崎・横浜・茅ヶ崎・小田原といったエリアまで1時間で到達し、2時間圏には茨城県つくば市、群馬県太田市、千葉県大多喜町、静岡県沼津市、山梨県甲府市までをその範囲に収める。建物は省エネ性・可変性・快適性に配慮し、1社の専用利用に適した設計。

▲内側の囲み＝1時間圏、外側の囲み＝2時間圏とみられる範囲

■MCUD座間の概要
所在地：神奈川県座間市広野台2丁目6-35
敷地面積：9130平方メートル
延床面積：1万8200平方メートル
建物構造：鉄骨造4階建
設計施工：長谷工コーポレーション
竣工日：2018年1月15日
テナント：募集中

現地は幹線道路の国道246号線から3キロ、首都圏の環状線となる国道16号線から6キロと接続しやすく、60分以内に神奈川県のほぼ全エリアへ到達できる。首都圏西部の人口集積地が近いため、労働力を確保しやすい点も特徴。

建物はブレースのないラーメン構造とし、4階は最大45メートル×19メートルの無柱空間を実現。全館LED照明を採用し、垂直搬送機の増設にも対応する。女性用トイレにはパウダールームを設けた。