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日本ユニシス、月額型のトラック予約システム

2018年1月24日 (水)

サービス・商品日本ユニシスは24日、物流拠点の搬出入で発生するトラックの待機時間を減らす取り組みに使用するトラック遠隔予約・受付システムの提供を2月中旬から開始する、と発表した。初期費用は1拠点につき30万円から、月額利用料は同5万円から利用できる。

日本ユニシスが提供するトラック遠隔予約・受付システム「Smart Transport」(スマートトランスポート)は、スマートフォンでトラックの到着時刻を遠隔予約するほか、自動受付、トラック呼び出しといった機能を搭載する月額利用型のサービスで、積み込みや荷下ろしを待つために数時間に及ぶこともある待機時間の削減をサポートする。

(出所:日本ユニシス)

待機時間の長時間化はトラック運転手の過重労働、労働力不足、倉庫内作業の長時間化、周辺地域への環境問題などにもつながることから、国土交通省も待機時間の記録義務化など、是正に乗り出している。

スマートトランスポートでは、(1)遠隔地からPCやスマートフォンで事前予約・受付する機能(2)タッチパネルやQRコードによる倉庫受付機能(3)トラック待機状況表示、呼び出し機能(4)倉庫側とか持つ情報を事前共有するための送り状アップロード機能――などを備える。

月額利用型とすることで、1拠点の初期費用30万円、月額5万円とスモールスタートしたいニーズに対応。継続的に機能の改善・拡張が可能な体系で提供する。また、ポータルサイトを使用することで、利用者による情報活用をサポートする。

このほか、倉庫管理システムと連携する機能を個別開発したり、カメラやセンサーなどのIoTを用いた車番検知システムと連携する機能を開発したりといった要望にも対応。今後3年間で500拠点への導入を目指す。